本当に欲しくなる服をつくるために、わたしたちは原料から集めることにしました。わたしたちが使うのは要らなくなったお洋服。あなたの着なくなった服がリサイクルされて、糸、生地、そして服にまで生まれ変わる、そんな世界を一緒につくりませんか。
目的のある服をつくる
BRINGの服は、それぞれの服が、どんなときに使いたいか、何をするための服か、誰に着て欲しいか、どんな体験をしてほしいか、そんなことを想像しながらデザインされています。
その服に、目的があるからずっと着たくなる、
使いたくなる、欲しくなる。いくつかのフィールドでそんな服づくりを目指しています。
世界のファッション産業では
年間9200万トンのゴミが発生
これを知ったあなたは、気兼ねなく手に取ったその服の背景に、多くのごみの山が見えてしまうかも知れません。世界のファッション産業では、年間9200万トンのごみが生まれていると言われています。 (Global Fashion Agenda 2017)これらの服の多くは埋立や焼却処分されています。こんな背景があっても、お店には新しい服の山が見えます。その服は、あなたが買った後、もしくは買われなくなった後には、いったいどうなるのでしょう。
服の回収イベントでは
1回で3トンの服が集まる
ショッピングモールで服の回収イベントを実施すると、1回で3トンもの服が集まります。そのほとんどはまだ着ることができる服。あなたの自宅にももう着ていない服が眠っていませんか。
約5,200万トンのポリエステルが、
毎年生産されている
現在、ポリエステルは繊維生産量の約6割(5200万トン!)を占めるほどの重要な素材になっています。ポリエステルというと、どうしても「石油資源」や「ケミカル」「大量生産」という印象がつきまといます。決してサステイナブルなイメージはありませんが、便利で使いやすい素材として親しまれ、様々な産業で使用されているポリエステルの使用を極端に減らす、という選択肢は選びにくいのも事実です。そこでわたしたちは、ポリエステルを減らすことや使うことをやめるのではなく、ポリエステルをサステイナブルな原料に変えてしまうことを選びました。それはBRINGで服を回収し、原料にまでリサイクルし、再び糸・生地・服をつくることです。
ポリエステルを
サステイナブルに
わたしたちは、ポリエステルを減らすことや使うことをやめるのではなく、
ポリエステルをサステイナブルな原料に変えてしまうことを選びました。
それは服を回収し、原料にまでリサイクルし、再び糸・生地・服をつくることです。
いつまでも、
なんどでも続けられる
BRING technology
わたしたちが大事にしているのはいつまでも、なんどでもリサイクルすること。
これまではPET(=ポリエステル)ボトルを繊維にリサイクルする方法はありました。でも、その繊維をリサイクルする方法はほとんど無く、一度しかリサイクルできていなかったのです。
いつまでも、なんどでも続けられるケミカルリサイクルによるBRING technologyをわたしたちは開発しました。
ユニークな工場
新しいポリエステルのつくりかた
わたしたちの工場はポリエステル工場としては稀な小ロット生産ができる工場です。例えば、これまでのポリエステル製造ではやりにくかった、今日は透明なポリエステルをつくり、明日は真っ白なポリエステルをつくろう、なんてことも可能に。
ポリエステル生産としても画期的なシステムを導入しているのが北九州響灘工場です。
スマートなスケーラビリティ
わたしたちのポリエステルリサイクル工場は既存の紡糸工場にプラグインする形で機能追加をすることができます。一方、これまでのポリエステルリサイクル工場は、莫大な投資とともに紡糸工場とセットで作る必要がありました。
わたちたちのBRING technologyは、世界中の既存の設備を活かしたまま導入することができるため、スケーラビリティを容易に実現することが可能です。
引用:BRING
【あさチャン!】の【SDGsな未来へ ここスゴッ!発明】で紹介されていました。PETを何度でも再生できる技術があるんですね。知りませんでした。これが本当のリサイクルですね。