2021年10月7日 11:01 発信地:東京/日本 [ 日本アジア・オセアニア ]
【10月7日 AFP】東京・渋谷で6日、動物愛護団体「動物の倫理的扱いを求める人々の会(PETA)」のメンバーが恐竜の着ぐるみを着てデモを行い、「ヴィーガン(完全菜食主義者)になろう!」と通行人に呼び掛けた。
プラカードには「石器時代は終わってる」や「動物を食べることは前時代的」と書かれていた。
引用:AFP
ヴィーガン(ビーガン)とは完全菜食主義者
ヴィーガンという言葉は、1944年イギリスでヴィーガン協会(The Vegan Society)が設立された際に命名されたとされています。
ベジタリアンとは様々なタイプの菜食主義者の総称ですが、ヴィーガンは卵や乳製品を含む、動物性食品をいっさい口にしない「完全菜食主義者」のことです。
さらに、食だけに限定するのではなく、身の回りのものからできるだけ動物由来のものを避けることで動物の命を尊重する「エシカル・ヴィーガン」の人たちもいます。
エシカル・ヴィーガンの人は、例えばレザーや毛皮などの動物性製品全般の使用を避けます。
精進料理はベジタリアン・ヴィーガン料理
精進料理とは、野菜類、穀類、海藻類、豆類、木の実、果実など生臭物(肉、魚介類)を使用しない精進物で作った料理のことです(諸説あります)。
精進という言葉は、仏の教えによって仏道修行に努めることを言います。
修行に専念するための食事は、現代では素朴でシンプルな健康食として国内外から注目を浴びています。
また、約150年前の明治維新の頃までの日本の食事は、米飯に一汁一菜の粗食が基本であり、祝いの日には魚を食する。ベジタリアンの食生活に近いものだったようです。