巣ごもり需要で、「置き配」が広がる中、配達員の信じられない行動が明らかに。
一部始終を、防犯カメラがとらえていた。
FNNが独自に入手した、防犯カメラの映像。
映っていたのは、アマゾンの配達員の目を疑う行動だった。
客の荷物を地面にたたきつけたかと思えば、自ら拾った。
さらに、荷物を投げるように、玄関先へ置き配。
すると…。
利用者「おい! 俺のところでドンって鳴ったよな? ここから」
アマゾン配達員「何がですか?」
利用者「今、そこに放り投げていたやろ?」
アマゾン配達員「してないです」
コロナ禍の巣ごもりで、配送業務が急増しているアマゾン。
その配達員の驚きの行動が明らかになった。
24日午後7時半ごろの京都府内の団地に、1台の車が現れた。
荷物を届けにやってきた、アマゾンの配達の車とみられる。
突然、「ドン」という物音が響き渡ってきた。
音が次第に大きくなった次の瞬間、配達員は手に持っていた荷物を放り投げた。
防犯カメラに収録された音が、荷物を投げるものだとすると、アマゾンの配達員は、少なくとも4回、放り投げていたことになる。
その後、投げた荷物を自ら拾うと、届け先がわからないのか、団地内をうろうろと歩き始めた。
荷物を届ける部屋を、ようやく見つけた配達員。
着ているジャンパーの背中には、アマゾンのロゴがついていた。
そして、玄関先にあった置き配ボックスの上に、荷物を乱暴にポイと投げた。
すると、大きな物音を不審に思った届け先の住民が、家から出てきた。
利用者「おい! 俺のところでドンって鳴ったよな? ここから」
アマゾン配達員「何がですか?」
利用者「今、そこに放り投げていたやろ」
アマゾン配達員「してないです」
配達員は、何度問いただしても、荷物を投げたことを否定した。
結局、荷物を投げたことを認めず、逃げるように帰っていったという。
荷物の中に入っていたのは、およそ1,000円の電子機器。
幸い故障はしていなかったが、アマゾンカスタマーサービスに連絡した。
街の人に、この映像を見てもらうと、「えぇー、最悪ですね」、「やばい、やばい。自分が頼んだのがそうだったら怖い」などといった声が。
アマゾンジャパンは、FNNの取材に対し、「このような行為は容認しておらず、該当の配送ドライバーに対し、適切な措置を講じています」とコメントしている。