ウォータースタンド株式会社のアプローチ
様々な命の源である水を扱う当社にとって、ステークホルダーは社会全体であると考えます。
いま世界は多様で複雑な構造の問題をいくつも抱えていますが、当社は「持続可能な開発目標(SDGs)」を参照し、世界基準で水問題を考え、優先的に取組むべき社会的な課題を抽出しています。
優先的に取り組むべき社会的な課題
- プラスチックゴミ等による海洋汚染
- ゴミの最終処分場の枯渇
- 世界的な水不足
- 飲料水の安全性
- プラスチック製造によるCO2排出量の増大
これらの解決に向かって目指すSDGsの優先的な目標は、下記の通りです。
SDGs 6.1 安全で安価な飲料水の提供
SDGs 6.b 豊かな水のあるまちづくりへの貢献
SDGs 14.1 美しい川・海の保全
ウォータースタンドというサービス自体がもつ価値を提供しつつ、皆様と一緒に新しい水文化を創造していきます。
ウォータースタンド SDGs 概念図
SDGsの活動事例
ウォータースタンド株式会社の活動事例をSDGsのカテゴリーでご紹介します。優先的な目標や課題に限らず、すべての事業活動、ボランティア活動に関してSDGsを参照し、持続可能な目標を意識していきたいと考えています。
ウォータースタンド事業を通じた取組みの事例
ウォータースタンドは水道直結式のウォーターサーバーです。水栓から水道水を分岐しウォータースタンドへ引き込み、サーバー内で浄水するので水のボトルが不要ですので、ボトル式ウォーターサーバーを利用していたり、ミネラルウォーターを購入している場合に発生するペットボトルごみを大幅に削減することができます。
例えば、日本にあるボトル式のウォーターサーバーの半数をウォータースタンドに切替え ると、年間約14,400万本のペットボトルごみが削減できることになります。
また、ボトリングした水を運ぶ必要がないので物流時に発生するCO2も削減にも貢献します。
マイボトルキャンペーン
弊社は、2018年7月より、このキャンペーンを始めており、全従業員526名に「マイボトル」を配布しました。
マイボトルの配布に伴い、全社の自動販売機からペットボトル飲料を廃止し、自動販売機の台数も5割削減しました。
これにより、電力消費、ペットボトルごみの削減に成功しました。このキャンペーンを自社のみで終わらせず、取り組みにご賛同いただいたユーザー様をはじめ、ステークホルダーの皆さまへ約2万本ものマイボトルを配布しています。
SDGsゲーム体験会
私たちは従業員と共に事業を通じてSDGs達成へ貢献して参ります。
その取り組みの一環として異なるエリア・職種の従業員が2人1組のチームとなりSDGsゲーム体験を実施しました。今後はお客さまや地域の方とSDGsへの理解を深める活動としてSDGsゲーム体験会を実施して参ります。
働き方改革
持続可能な成長を実現するためには、従業員のモチベーションアップが欠かせません。ダイバーシティーや多様性ある働き方についても積極的に取り組みを進めています。特にウォータースタンド事業では重いボトルが不要になることで、女性の活躍できるシーンが増えました。
多様な人材が水のスペシャリストとして活躍できる場を提供し続けています。スーパーフレックス制度、定められた月間労働時間を満たせば自由にスケジュールが組める制度、育児や介護などのライフイベントに柔軟に対応していきます。
【埼玉県多様な働き方実践企業認定制度 ゴールド認定】
ビーチクリーン活動
マイクロプラスチックで海洋環境の汚染が問題とされている中、海岸の清掃活動を行いながら、自らの目で現状を確かめるための活動をしています。
海岸には目に見えるゴミはもちろんですが、粉砕されたペットボトルや細かくなったレジ袋など、様々なプラスチックが様々なカタチ・大きさで砂浜に落ちていました。自らが体感することで更なる問題意識が芽生え、日々の便利な生活を見直すきっかけにもなっています。
海ごみゼロウィーク
ウォータースタンド株式会社は、安心安全な水を届ける企業として、かねてからプラスチックごみ問題・マイクロプラスチック問題解決のために様々な施策に取り組んでおります。
2019年6月5日(水)環境の日に日本財団と環境省の共同事業である「海ごみゼロウィーク」に参加し、ごみ拾いイベントを開催いたしました。
プラスチックごみ削減のための情報発信|Plastics Smart
ウォータースタンド株式会社では、マイクロプラスチックの問題解決への取組みの一環として、プラスチックごみ削減のための情報発信しています。
コンテンツ名は「環境とお水」です。マイクロプラスチックに関する知識・情報や、プラスチックごみ削減のための活動(PlasticsSmart)のススメなどのトピックスを掲載しています。ぜひ、参照ください。