引用:株式会社 正興電機製作所
APPROACH TO SDGs
持続可能な開発目標(SDGs)は、2015年9月の国連サミットで採択された,国連加盟193か国が2016年~2030年の15年間で達成するために掲げた国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール(大きな目標)と、それらを達成するための具体的な169のターゲットから構成されていて、地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本国内でも様々な取組みが行われ始めています。
紹介情報
外務省による、国内でのSDGsに関連した取組を幅広く紹介するページ「JAPAN SDGs Action Platform」に正興グループが紹介されました。
このロゴは、SDGs貢献にコミットする企業として外務省HPに掲載された企業のみが使用できる「SDGsジャパン」ロゴマークです。
正興グループの取組み
正興グループは創業以来、「最良の製品・サービスを以て社会に貢献す」という社是のもと、社会やお客様が抱える様々な課題解決に取組んでまいりました。
私どもが目指している「社会に貢献する」という思いと、SDGs(エスディージーズ)の目標は同じです。
先進国において大きな問題となっている少子高齢化。
労働人口の減少や医療費の増大など多くの課題が浮き彫りになっています。
正興グループではクラウドサービス「Health-Ledger」を提供しています。 身長や体重、運動量や摂取カロリー、定期健診などの記録をまとめて管理でき、生活習慣を改善することで、生活習慣病の発症や重症化を予防する健康管理をサポートするシステムです。
また、社内における分煙を徹底し、最終的には社員の喫煙者0にすることを目標に活動することで、社会に対しても禁煙の輪を拡げてまいります。
国内における上水道の普及率は100%近く、下水道も都市部ではほぼ整っており、全国でも80%近く普及しています。
正興グループでは永年にわたり「浄水場監視制御システム」、 「下水処理監視制御システム」をはじめとする水道施設の電気設備を提供してまいりました。
これからも設備の老朽化に伴う更新や、更なる下水道の普及に対応してまいります。
海外では未だ安全な水が供給されていない地域が多くあります。衛生的な水への普遍的かつ平等なアクセスを可能とすべく、 国内で培ったノウハウを活かし、さまざまな水インフラの課題解決に貢献してまいります。
地球温暖化に伴う危機が叫ばれる中、低炭素社会の実現に向け、全世界で環境負荷の低い再生可能エネルギーの需要が高まっています。
正興グループは「コンパクト小水力発電システム」や「リチウムイオンバッテリーシステム」および「太陽光発電関連製品」など再生可能エネルギーによる発電設備の運用や、電力系統に接続するための、パワーエレクトロニクスをはじめとする技術を用いた製品を提供しています。
すべての人々に現代的で持続可能なエネルギーサービスを供給できるよう、国内外において貢献してまいります。
日本国内においては高いレベルで電力を安定供給できる仕組みが構築されています。
正興グループは電力会社向けの「総合制御所システム」をはじめとする発変電や送電に関する電気設備を提供してまいりました。
世界には基本的なインフラへのアクセスが確保されていない地域がまだ数多く存在しています。
そのような国々のインフラ整備のため、弊社のノウハウを活かして貢献してまいります。
また、正興グループは様々な分野で産学官連携による研究開発を進めており、 「水質監視装置(生物センサー)」や「調光フィルムSILF」など、新しい製品を開発し、提供しています。
安全に利用できる持続可能な輸送システムの一端を担う高速道路網が、国内のいたるところに張り巡らされています。
正興グループではインターチェンジやトンネルおよびサービスエリアに電力を供給する「受変電設備」や「配電盤設備」を提供しています。
また、電力会社の地中配電網にて使用する「地中系配電用地上設置型開閉器塔」を提供し、地震や風水害などの自然災害発生時にも耐えられる都市・社会の実現に向け貢献しています。
限りある天然資源を持続的に利用するためには、ムダの削減やリサイクルが必要ですが、正興グループでは塗料のリサイクルなど製品製造過程におけるムダの削減・リサイクルを行っています。
また、ISO14001に基づく活動において、省エネや廃棄物の環境に配慮した対応を行っています。
製品についても従来の温室効果ガス(SF6)を使用しない「気中開閉器」など、環境に配慮した製品を開発し提供しています。
今後は国内外において大気、水、土壌の改善に寄与するサービスの展開も積極的に推進してまいります。
現在、世界の様々な地域が気候変動の大きな影響を受けています。
国内においても、ゲリラ豪雨や集中豪雨などによる浸水被害が度々発生しています。正興グループでは国内で「排水機場(ポンプ場)」の電気設備を多数納入しており、非常時にこれらの設備が確実に運転できるよう、定期保守メンテナンスも実施しています。
家屋や田畑を浸水による被害から守ることで、自然災害に対するレジリエンスおよび適応力の強化に貢献しています。