イムラ封筒 間伐材で緑を育てる

SDGsへの取り組み

2015年9月、「国連持続可能な開発サミット」において「持続可能な開発目標(SDGs)」が決議され、2030年までに地球規模で解決すべき課題として17の目標と169のターゲットが示されました。
当社でも企業行動憲章に基づき、これらの課題解決に向けて、できることから積極的に取り組んでいきます。
なお、当社の取り組みについては、外務省のホームページ
「JAPAN SDGs Action Platform」にも紹介されています。

●企業行動憲章・健康経営宣言へ
●基本理念・環境方針へ

重点活動テーマ 
~ SDGs達成への貢献 2021年のあるべき姿 ~

1.再生紙を除く木材由来のパルプは、すべてを”適正に管理された木材”とし、間伐材を由来とするパルプの使用量を2017年度比3倍にする。(間伐材パルプ使用量 2017年度実績比)

現在、当社で製造している封筒の原紙に使われているパルプは、半分以上が輸入パルプなのですが、輸入パルプの中には、産地が明確でないものが含まれる場合があります。
当社で製造する封筒に間伐材を活用した紙を使うことによって、間伐材由来のパルプの使用量を増やし、産地が明確な国内パルプの利用促進につなげます。
国内の間伐材の利用促進により、森林荒廃の防止、生物多様性の保護、山間地域の産業育成などに寄与することができます。

2.梱包材などのプラスチック利用を低減するなどして廃棄物の削減とリサイクルを推進し、ゼロエミッション(当社の製造活動から発生する埋立処分廃棄物をゼロにする)に向けた活動に取り組む。

当社では、これまで、製造過程で発生する紙片や窓フィルム片など、さまざまな廃棄物のリサイクルに取り組んできました。
これからは副資材の包装材(インキや添加剤・洗浄剤などの容器、窓フィルムの個包装ビニール袋、ストレッチフィルムなど)についても、仕入先様と共に簡易包装の研究を進め、廃棄物ゼロを目指します。

▲副資材の容器例

3.有害性が懸念される化学物質を使用している部材の利用を取り止める。

当社で製造している封筒に使用している糊の一部に、PRTR法(化管法)の第一種指定化学物質である「フタル酸ジーノルマルーブチル」が含まれているものがあり、それらの糊の使用量削減に取り組んできました。
糊の改良を続けてきた結果、2017年度以降は、報告対象にはならない量まで削減することができました。
まだ残っている第一種指定化学物質についても、改善を続けます。

4.製品の素材として利用するプラスチックフィルムの紙への転換を進める。

当社では、窓付き封筒に使用する窓フィルム素材を紙素材に、メーリング事業におけるフィルムラッピングから紙素材へ転換する研究を進め、転換に向けたテストの実施を予定しています。

窓付き封筒(セロ窓)
フィルムラッピング

5.森林の間伐、植林などを通じた生物多様性の保全に寄与する活動へ太陽光発電による利益の10%を投資する。

当社では、 筑波工場と奈良新庄工場の屋根に、太陽光発電システムを設置しています。
また、生物多様性保全に寄与する活動として、 以下のような活動に取り組んでいます。

  • ①「 プレゼントツリー 」 森林再生 ・ 地域振興プロジェクト認定NPO法人環境リレーションズ研究所による植樹活動に参加し、 自社用封筒のライフサイクルで発生するCO2を吸収する本数相当の樹を植林しています。
  • ②相模原工場では、 「小山のホタルと自然を守る会」の活動に参加し、毎年、東京都町田市片所谷戸の下草刈り活動を行っています。
  • ③情報システム事業部では、奈良県川上村「水源地の村~未来への風景づくり」プロジェクトに参加しています。
筑波工場の太陽光パネル
奈良新庄工場の太陽光パネル
プレゼントツリー植林証明書
片所谷戸の下草刈り活動(相模原工場)
奈良県川上村「水源地の村~未来への風景づくり」記念植樹(情報システム事業部)

ほかのSDGsへの取り組み記事

小学校での窓付き封筒回収とリサイクル実施について山梨県笛吹市芦川での植樹活動への寄付について修学旅行生のSDGs学習について

引用イムラ封筒

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